1.14.2016

可愛いの塊

自分のおもちゃを持ってきて、「遊んで」と言うようにニャニャッと短く鳴いてみたり、それでもかまってくれないと人の足に爪を軽くひっかけて、それでも知らんふりを続けるとさらに爪とぎをして、ねえねえとおねだりをします。
しょうがないなぁ、とおもちゃを手に持つと我慢出来なくてその手にじゃれ付いてきて、「早く早く」と言うように絡んできます。それを思い切り遠くに投げると追いかけて捕まえて、また持ってきます。でも持ってくるのが面倒なのか微妙に届かない場所で落として自分だけ近づいてきて、撫でて欲しくて手に頭をこすり付けてきます。
2回目以降だんだん置く場所が遠くなります。
遠いから遊べないよ~とまた無視を決め込むと、観念して自分でまた近くまでもってきて軽く爪を立てます。





最北端の町から、兄弟猫2匹で一緒にうちに来た時は、もう1匹と比べて体調が一回り小さくて、片掌で持てる位しかなくて、鼻炎持ちで出会った時からくしゃみしながら足元について離れなくて、何にでもじゃれて遊ぶのが好きで、人懐っこくて本当にめんこかった。
家に連れて来たものの、他にも猫がいたので病気がうつらないように薬を飲ませながら1~2週間くらい隔離して付きっきりで面倒みなきゃいけなくて大変だったけど、その期間が母猫になったみたいな気持ちがしてとても幸せだった。
クソ小さい

遊ぶことも大好きだけど、とにかく食い意地が一番で誰か食べてたり、食いものの気配がするとすっ飛んできておこぼれを待ってみたり、人の目を盗んでハンティングを決行したり、先輩ネコに前足で画面押さえつけられて怒られたり、それでもあきらめない。何でもいいから食べたい。らしい。

卵焼き・・・・・

仰向けになると、お腹の真ん中に白いハートマークが見えて思わず触りたくなる(さわる)

おとんが好きらしい



昨年の春にごくちいさな腫瘍が見つかり、あまりにも突然の事で受け入れられませんでした。
手術は出来ない場所でずっと投薬治療を続け、ずっと頑張ってくれました。
12月が近づくとだんだん食欲がなくなってあまり食べなくなってしまって、それでも手で口元に持っていくとはぐはぐ言って食べてくれました。
クリスマスには、チキンは大好きだったのか、自分から来て「これは食べたいです」といったような顔つきで意思表示。美味しいもの沢山食べられて嬉しそうでした。
そして26日の朝、いつものように朝ご飯を父からもらい、一休みしていて、父が様子を見にいき抱いた時、父の腕の中で逝ったようでした。
11年と少しの命でした。今まで一緒にいてくれてありがとう。


死んでしまってから初めて今朝、夢に見て、一日中このネコの事を考えていて、きちんと気持ちの整理をしないとダメだと思い、思うままに書きました。
まだ悲しくてどうしようもないけれど、いつかそれが愛情に変わる瞬間が来るまで我慢します。